伊香保温泉ホテル天坊様

新型コロナウイルス感染症の拡大がリニューアルを後押し

本日はお時間をいただきありがとうございます。はじめに貴社の事業紹介からお願いいたします。

ホテル天坊は、もともと伊香保の石段街に「ふじのや」という名前で温泉宿を開いていました。
1950（昭和25）年開業で、これが「ホテル天坊」の前身になります。
その後、交通の便を考慮し、規模拡大にともない、1968（昭和43）年に現在の場所へ移りました。
季節や平日休日によって客層は異なりますが、若年層からシニア層、長期休みにはファミリー層、3世代ご家族様など、本当に幅広い年齢のお客様にご利用いただいています。
おもに首都圏、関東からのお客様が多いようです。

伊香保温泉は「都心から一番近い温泉地」として根強い人気がありますね。ホテル天坊様公式ウェブサイトの始まりはウェブサイト黎明期に社内で立ち上げられ、2012年に弊社がリニューアルを担当させていただきました。今回のリニューアルについて、何かきっかけはありましたか。

リニューアルして10年ですから、以前の公式サイトはデザインも仕様もとにかく古いイメージ。
社内で「変えなくては」との声がたびたび上がっていました。
リニューアルの後押しになったのは、やはり新型コロナです。2019年以降、新型コロナウイルス感染症の影響で予約が減り、特に団体客が激減しました。
これまでメイン顧客だった団体のお客様が来られないという状況です。
そうなると必然的に個人のお客様をターゲットにして「どう集客するか」ということになり、集客手段の1つとして、ホームページリニューアルが動き出しました。

目標は閲覧数を前年度比プラス5％、自社サイトからの予約を10％増に

予想以上との評価、効果を感じていただいていると伺い、うれしいお言葉をありがとうございます。
サイトリニューアルは制作期間が約2年間、本当に何度もお打ち合わせ、やり取りをしていただきありがとうございました。

長かったかもしれませんが、細部にまでこだわり、私たちとうぇぶ屋の皆さんが今できる最大限の工夫をしたウェブサイトになったと思っています。
こだわったのは「予約のしやすさ」「操作性の追求」「トップページのスクロール」です。
中でも「おすすめプラン検索」の導入で試行錯誤しましたし、サイトの見やすさを重視してとにかくシンプルに、お客様を迷わせない色味と配置、画像やボタンの大きさなど、細部にまで工夫を凝らしました。
トップページはこれまでのごちゃごちゃしたレイアウトを見直して、2スクロール以内に収めました。

まだまだウェブサイトには伸びしろがあると期待している

「もっと良い方法があるんじゃないか」「こうしたらどうか」とウェブサイトをご覧になる「お客様」に寄り添う姿勢に、私たちも背筋が伸びる思いでした。
リニューアル後、公式サイトについてのお客様の反応や社内の評価はいかがですか。

自社アンケートの回答から「予約が取りやすかった」「わかりやすくスムーズに予約しやすかった」「見やすかった」とお客様から声をいただいております。社内の反応もいいです。