【保存版】WordPress(CMS)に必要なもの

はじめに

WordPressでホームページを作成するには、いくつか必要なものがあります。ここでは、初心者の方でも迷わずにWordPressが始められるよう、まとめていきたいと思います。

1. レンタルサーバー(最新のPHPやMariaDB等が動作するWWWサーバー)

WordPressはインターネット上に公開するため、24時間稼働するセキュアな環境のレンタルサーバーが必要になります。以下のようなレンタルサーバーを利用すると簡単にセットアップできます。

おすすめのレンタルサーバー

  • さくらインターネット
    (サーバ会社大手、安価、有名)
  • エックスサーバー
    (コスパ◯、マネジメント◯)
  • ConoHa WING
    (GMO提供、オールインワン)

ホームページは24時間365日インターネット上に公開しますので、セキュリティや稼働率の担保された環境で、かつ専門知識を有した管理者を常駐したサーバーを運用する必要があります。ちゃんとしたレンタルサーバーを契約すれば、これらをクリアした環境をサブスクで安価に手に入れることが出来ます。また、WordPressを簡単にインストールできる機能が用意されている場合が多いので、初心者の方でも安心です。

2. ドメイン

ドメインとは、ウェブサイトの「住所」にあたるものです。たとえば、「example.com」のようなURLがドメインにあたります。

ドメイン取得のポイント

  • 信頼性のあるレジストラ(レンタルサーバ会社もしくはお名前.com など)で取得する
  • 目的に合わせて分かりやすいものを取得する(SEO的な視点も入れると尚良し)
  • コーポレートや店舗であれば「.com」もしくは「.co.jp」「.jp」のいずれかで取得しておく

3. WordPress本体

WordPress本体は、無料で提供されているCMS(コンテンツ管理システム)です。よっぽどの理由がない限り、最新版をダウンロードしてセットアップするようにします。

WordPressのインストール方法

  • レンタルサーバーのインストーラー機能を使う(特に理由がなければこれでOK)
  • 手動でダウンロードしてインストール(レンタルサーバにインストーラーが実装されていない、何らかの理由がある場合)

公式サイト(WordPress.org)から最新バージョンをダウンロードできます。

4. テーマ(表層:見た目)

WordPressのテーマは、サイトの見た目や雰囲気を決定するだけでなく、管理のしやすさ、更新のしやすさを含めた機能性にも影響します。一度決めたテーマはそのまま使い続けるくらいの気持ちでじっくり選定することをおすすめします。

安心して使える無料テーマ(WordPress公式より選定)

  • Twenty Twenty-ThreenWordPress.org 公式)
  • Astra(世界で唯一5,700件以上の5つ星のレビュー URL
  • Hello Elementor(Elementor サイトビルダーとシームレスに動作 URL

テーマには無料のものだけでなく、様々な会社が多くの有料テーマを販売しています。
有料テーマを選択することで、よりイメージに近い見た目や装飾を手に入れることも可能です。

5. プラグイン(拡張機能)

プラグインを導入すると、WordPressの機能を簡単に拡張できます。
しかし、プラグインはWordPress本体のバージョンアップに伴い、同時に管理していく必要があります。途中でアップデートが止まってしまうことも多く、たとえ魅力的なプラグインであったとしても、正常動作しなくなることはもちろん、セキュリティ的にも危険であることを知っておかなくてはいけません。
プラグインはむやみにインストールせず、必要最低限の構成で、更新が継続されると予想されるものに厳選してインストールするようにしましょう。

導入時に入れておきたいプラグイン3選

  • ContactForm7(フォーム機能の追加)
  • Site Kit(Google製のレポート・改善ツール)
  • Site GUARD(セキュリティ強化) etc…

6. 常時SSL化(セキュリティ対策)

常時SSL化を実装すると、ホームページのURLが「https://」になります。
訪問者とレンタルサーバー間の通信を暗号化することが出来ますので、訪問者のプライバシーを守ることにも繋がり、セキュリティを向上することが可能です。
また常時SSL化することで、ホームページの所有者証明も可能になります。
一度インストールしてしまえば、暗号化キーを入れ替えるまでは放置で大丈夫ですので、構築時に設定しておきましょう。

SSLを設定する方法

  • 無料のSSLは「Let’s Encrypt」がおすすめ
  • 有料SSLの種類は3種類。

    「DV(ドメイン認証:低)」
    「OV(企業認証:中)」
    「EV(高レベル認証)」

    の順で認証レベルが高くなります。※価格は年間数千円〜十数万円と開きがあります。

まとめ

WordPressを始めるには、レンタルサーバー・ドメイン・WordPress本体・テーマ・プラグイン・常時SSL化などの準備が必要です。事前にしっかり準備を整えて、スムーズにホームページを作成、運用しましょう。